【証券会社の異動】僕がリテール職からアナリストへ転身できた5の理由

証券会社

こんにちは。元証券マンのソムタム(@somtam_aioimaak)です。

  • 証券会社でとりあえずリテール営業に配属されたけど、どうしたら内勤に異動できるの?
  • 内勤志望者が多い中で、リテール営業からどう抜け出したらいいの?
  • 証券会社に入ったからには調査部門(リサーチ)に異動してアナリストになりたいんだけど、どうしたらいいの?

といった疑問に答えます。

プロフィールにも書きましたが、僕の証券会社でのバックグラウンドは次の通りです。

  • 新卒で東証1部上場の証券会社に入社
  • 関西の支店に配属され、リテール営業を3年半経験する
  • リテール営業では、新規開拓営業(飛び込み訪問による新規顧客の獲得)を1年半経験した後、既存顧客を引き継ぎ、活性化に取り組む
  • その後、東京本社の調査(リサーチ)部門に配属されて、マーケットアナリストを2年半やる
  • 証券会社を丸6年勤めたタイミングで転職し、東南アジアで海外就職する

当時を振り返った関連記事も参照ください。

この記事は、こうした経験を元にまとめています。

リテール営業で「ほどほどに」結果を残す

リテール営業では、なるべく結果を残した方が良いです。

なぜなら、結果を残せば人事権のある本社の偉い人たちや人事部門を含めて全国の本支店へ名前が知れ渡るからです。

偉い人も人事部門も人ですから、実績や結果があれば異動に際して考慮してくれます。

結果さえあれば人事担当が異動先に説明するにも、「これこれの結果を出したあの●●です」などと紹介しやすいです。

といっても、「全国1位」「同期トップ」などの華々しい結果でなくて大丈夫です。

リテール営業が向いてる、リテール営業で出世すべきとレッテルを貼られてしまっては元も子もありません。

僕の場合は、「月間優秀賞」を複数回取りました(最優秀ではないです!)。

たまたま幸運が重なっただけなのですが、あともう一踏ん張りすることで、月間優秀賞を意識的に取りに行きました。

また、入社3年以内の若手を競わせる社内キャンペーンが張られた時は、総合1位はなれずとも、部門別で全国1位になることができました。

営業は得意ではなかったですが、結果が出せるならどの領域かを見極めて、そこで確実に結果を出そうとしました。

そうした結果が全国の本支店に伝わったことで、「▲▲支店の●●は、飛び抜けてはいないけど、なかなかよくやってる」という印象を残すことになりました。

「営業支援」という視点でアピール

リテール営業から異動させてもらうには、「リテール営業で一通りやるだけのことはやったので、今度は営業を後方から支援する立場になりたい」とアピールするのがおすすめです。

ポイントは、

  • リテール営業で結果もそこそこ残せたし、できる範囲でやり切った
  • 営業から離れる意識でなく、営業を第一に考え自分なりの貢献がしたい

という2点です。

証券会社にとって営業こそが花形であり、収益を稼ぐ最重要部門です。

なので、リテール営業を否定してしまっては駄目です(否定したい本音であっても、それを言葉に出しては駄目です)。

「できる範囲で結果も出したので、今度は裏方に回って営業を支援する立場になりたい」「稼ぐ機能を自分の手で強化、バックアップしていきたい」と伝えるのは、理にかなっており、上司や人事担当に響く可能性は高いです

間違っても、「営業は向いてないので、内勤にしてください」「営業は嫌いなので、内勤にさせてください」とは言わないことです。

課題やレポートを全力で書く

次は、調査部門への異動、アナリストに転身するために必要な「知性」のアピールです。

新卒で入社すると数年は研修などで課題が課されたり、定期的にレポートを描くように求められたりする場面が多いと思います。

調査部門を目指すからには、そうした課題に全力で取り組みましょう

営業でノルマに追われていると、課題は後回しになりがちですが、疎かにせずキッチリ仕上げて提出すべきです。

同期の大半は雑な仕上がりで課題を提出しているはずです。

その中にあって、キッチリと課題やレポートを出せば、キラリと光る内容として高い評価を受けることになります。

どこで誰と繋がっているか分からない会社組織の中で、課題やレポートが秀逸だったとの評判が広がることになります。

足元の営業も疎かにせず、かつ知性もあることがアピールできることになるので、異動願いは受け入れられやすくなるはずです

コツコツと資格を取得する

同じように、資格の勉強をし、資格を着実に取得できれば、社内に対して知性をアピールできます

課題やレポートと同じで、体力勝負の営業にいてコツコツと資格を取得するのは容易ではありません。

そうした中で、着実に資格を取得できるのは同期の中でもほんの一握りになるはずです。

資格の取得も格好のアピール材料であることを意識した方が良いです。

なお、将来の調査部門への異動を見据えて、証券リテール時代に取得しておくべき資格は次の通りです。

ファイナンシャル・プランナー(FP)

リテール営業に必要な資格として推奨または強制されるはずです。

調査部門に行くための資格ではないものの、それなりに勉強しなければ取得できない資格ではあるので、着実に合格できれば同期と差がつき、アピールになります。

FP3級はもちろん、FP2級まで一気に取ってしまいましょう。

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証券アナリスト

FPとは違い、証券アナリストは調査部門へ異動するための通行手形みたいなものです。

リテール営業時代に一次試験だけでも合格しておきましょう。

二次試験まで合格できれば素晴らしいですが、営業との両立はかなり難しいと思います。

二次は調査部門への異動後に取得で問題ないと思います。

その他

リテール営業をしながらの資格の勉強となると、FPと証券アナリストで手一杯だと思います。

が、もし余裕があれば、「簿記」や「中小企業診断士」もおすすめです。

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支店の上司だけでなく本社部門へ希望を伝える

調査部門への希望は、支店の直属の上司に伝えるのはもちろん、本社部門にも伝えましょう

例えば、営業推進本部の担当者(できればトップの本部長)や、調査部門の担当者(調査部長など)です。

リテール営業で結果をそこそこ出し、課題やレポートを通じて知性がアピールできていれば、そうした本社部門へ希望や本音を伝える機会は出てくるはずです。

ぜひその機会で、「リテール営業で一通りやるだけのことはやったので、今度は営業を後方から支援する立場になりたい」と真剣に伝えてみることです。

僕の場合はと言えば、リテール営業を総括する営業本部長(東京本社ベースの執行役員)からかかってきた内線電話をたまたま取る機会をうまいことつかめました。

営業本部長とは、すでに述べた月間優秀賞や若手キャンペーンの部門トップを受賞した際に声をかけてもらうなど、少しですが話せる関係でした。

たまたま取った内線電話では、次のような会話をしたことを覚えています。

営業本部長「お、●●か?元気してるか?」

僕「はい、おかげさまで、なんとかやっています!」

営業本部長「お前はこれから何をやりたいんだ?」

僕「そうですね。営業ではやれるだけのことをやり、営業の大変さや稼ぐことの重要性を学びました。今後は、その営業を後方からバックアップする立場に回ってみたいです」

営業本部長「おお、そうか。お前はPCスキルはあるのか?」

以下、続く…

こうしたやり取りの数週間後に支店長から呼び出されて、調査部門への内示を受けました。

営業本部長がどこまで尽力してくれたかは分かりませんが、おそらくその時の会話が調査部門への異動の道を開いてくれたのだと思っています。

直属の上司が尽力してくれるケースもあるでしょうが、全国の本支店をあまねく見ている本社部門の担当者への直談判が有力です。

ここまでのまとめ

以上、「【証券会社の異動】僕がリテール職からアナリストへ転身できた5の理由」でした。

リテール営業から調査部門(リサーチ)への移動、アナリストへの転身を目指す方にとって、今すべきことの見極めや、今後の行動指針の参考にしていただければと思います。

以上です。

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