こんにちは。ソムタム(@somtam_aroimaak)です。
社会人だけど、学生時代にバックパッカーとしてもっと旅をすればよかった。
有給と土日を利用して、バックパッカーで東南アジアを旅してみたい!
リフレッシュ休暇で奇跡的に5日間取れたんだけど、東南アジアでバックパッカーできるかな?
社会人バックパッカー初心者のそんな声に対して、東南アジアおすすめルートを紹介します。
どれも僕が実際にバックパッカーで旅したルートです。
道中、素敵な景色や奇跡的な出会いがあったりと、良い思い出ばかりです。
おすすめルートの共通事項
目的別におすすめルートを選び、ポイントや見どころ、注意点などもまとめました。
おすすめするルートは、以下の基準で選んでいます。
旅の日数
社会人が仕事に大きな穴を開けず、バックパッカーとして旅することができる上限は「9日間」だと思っています。
というのも、平日の5日間さえ休みにできれば、前後の土日(4日間)をくっつけて実現できてしまうからです。
「うちは、夏休みが3日間しかないんだけど…。」
「有給休暇を2日間連続で取って、その夏休みとくっつけてしまえば?」
「私の会社はリフレッシュ休暇が5日間あるから、それを使えばいいわけね。」
ルートの起点・終点
タイの首都バンコクを起点・終点としたルート設計をしています。
日本⇄バンコクは、JALやANA、タイ国際航空などの大手キャリアのほか、Air AsiaなどのLCCが数多く飛んでいるため、格安チケットも含めて各種の航空券が手に入りやすいからです。
また、フライトのパターンも日中発や深夜発などさまざまあって、個人の都合に合わせて旅の計画を立てやすいのが特徴です。
「金曜日の仕事が終わってそのまま空港に向かえば、深夜に日本を飛び立て、土曜の朝から活動ができるわね。」
「土曜の朝から活動開始できれば、9日間の全日程をフルに使えるわけか。」
「私はもう少しゆったりしたいから、土曜の昼間に移動して、バンコクの夜を楽しむことからスタートするわ。
旅の難易度
旅の難易度を5段階評価で勝手格付けしています。
★が多いほど、難易度が高いことを意味しています。
(例)★☆☆☆☆ ← 難易度が低め(5段階評価で最も優しい)
(例)★★★★☆ ← 難易度が高め(5段階評価で2番目に難しい)
それでは、社会人バックパッカーにおすすめしたい、東南アジアのルート7選いってみましょう!
バンコクを拠点に日帰りでいろいろ回る旅
<旅の訪問国・主な観光地>
タイ(バンコクをベースに、アユタヤ、パタヤ、カンチャナブリなど)
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) バンコクIN(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
- 2日目 バンコク観光
- 3日目 アユタヤ観光(日帰り)
- 4日目 バンコクで買い物
- 5日目 パタヤ観光(日帰り)
- 6日目 バンコクでゆっくり
- 7日目 電車でカンチャナブリ観光(日帰り)
- 8日目 バンコクでゆっくり
- 9日目 バンコクOUT(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
<旅のポイント>
- バンコクもある程度観光したいタイ初心者向け
- バンコクでは、ゆっくり観光しながらのんびり過ごす
- バスや電車などを使ってバンコク郊外の観光地に日帰り旅行
- バンコクに宿泊先(ホテルやゲストハウス)が一つにまとまるので、荷物の持ち運びがいらない
<旅の難易度>
★☆☆☆☆
<コメント>
バンコクに宿泊地を固定しながら、日帰りでバンコク郊外の観光地に出かけるコースです。
バックパッカーでなくても良いぐらいの入門コースですが、日帰りで行く観光地への交通手段を工夫するだけで非常に面白い体験ができます。
例えば、古都アユタヤには、ローカル電車で行ってみてはどうでしょうか?
ツアーに参加すれば大型バスに乗ってアユタヤまで一直線ですが、そこをあえてローカル電車にすることで、旅の面白さが一回りも二回りもアップします。
パタヤもカンチャナブリでも同様です。
また、バックパッカーとしてバンコクに来たからには、バックパッカーの聖地である「カオサンロード」で宿を構えるのおすすめです。
いわゆるゲストハウスと言われる安宿に泊まりながら、世界中から集まるバックパッカーと触れ合ってみるのも良いと思います。
バックパッカーで重要なのは、「何を感じるか?」ですので。
タイ、シンガポールの2カ国を旅してみたい
<旅の訪問国・主な観光地>
タイ(バンコク、アユタヤ)、シンガポール
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) バンコクIN(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
- 2日目 バンコク観光
- 3日目 アユタヤ観光(日帰り)
- 4日目 パタヤ観光(日帰り)
- 5日目 バンコクで買い物
- 6日目 ドンムアン国際空港からエアアジアでシンガポールへ
- 7日目 シンガポール観光①
- 8日目 シンガポール観光②
- 9日目 シンガポールOUT(チャンギ国際空港)
<旅のポイント>
- タイもシンガポールも初心者ながら、2カ国いっぺんに経験
- 日本ではバンコクIN、シンガポールOUTのチケット(オープンジョー)を買うとともに、エアアジアでバンコク~シンガポールの片道チケットを購入
- バンコクに宿を固定し、アユタヤ、パタヤに日帰り
- シンガポールにも宿を固定しながら、2日間過ごす
- バンコクとシンガポールで宿泊先(ホテルやゲストハウス)がそれぞれ一つにまとまるので、荷物の持ち運びがいらない
<旅の難易度>
★☆☆☆☆
<コメント>
バンコクおよびバンコク郊外の観光地だけでは物足りない人向けのコース。
人気のシンガポールにも滞在し、前半と後半に分けて2カ国を経験します。
バックパッカーらしいポイントの一つは、バンコクIN、シンガポールOUTのチケットを購入すること。
あまり知られていませんが、こうしたIN、OUTが別々の空港であるチケットを「オープンジョー」と言います。
また、バンコクとシンガポールへは、LCC(ここではエアアジア)を使って移動します。
バンコクで「カオサンロード」でゲストハウスに泊まる以外でも、「ナナ」と呼ばれる異国情緒あふれるアラブ人街に泊まってみるのも良いかもしれません。
というのも、シンガポールにも「リトルインディア」と呼ばれるインド人街や、「アラブストリート」と呼ばれるアラブ人街があって、世界各国のバックパッカーが集まっているからです。
タイ料理、シンガポール料理以外でも、そうした濃い街で各国の料理に舌鼓を打つのもなかなか良いものです。
陸路で国境超えてアンコールワット、そしてベトナムへ
<旅の訪問国・主な観光地>
タイ(バンコク)、カンボジア(シェムリアップ、プノンペン)、ベトナム(ホーチミン)
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) バンコクIN(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
- 2日目 陸路で国境を越えてカンボジアへ入国、シェムリアップへ
- 3日目 アンコール遺跡群観光①
- 4日目 アンコール遺跡群観光②
- 5日目 アンコール遺跡群観光③(またはシェムリアップ観光)
- 6日目 午前中にプノンペンへ移動、午後プノンペン観光
- 7日目 陸路で国境を越えてベトナムへ入国、ホーチミンへ
- 8日目 ホーチミンでゆっくり
- 9日目 ホーチミンOUT(タンソンニャット国際空港)
<旅のポイント>
- タイ、カンボジア、ベトナムの贅沢3カ国周遊
- 基本的にバス移動しながら、陸路国境越えを2回経験
- 世界遺産アンコール遺跡群をメインに、たっぷり3日観光
- カンボジアの首都プノンペンと、ベトナム最大の商都ホーチミンでも観光
<旅の難易度>
★★★☆☆
<コメント>
世界遺産「アンコール遺跡群」と言えば、「一生に一度は行ってみたい!」と言う人も多いと思います。
ならば、せっかくですので、陸路で国境越えを経験しながら、アンコール遺跡群に会いに行きましょう。
まずは、バンコクからバスに乗り、アンコール遺跡群のお膝元の「シェムリアップ」を目指します。シェムリアップに宿泊地を固定しながら、広大なアンコール遺跡群を3日かけて巡ります。
アンコール遺跡群への入場券は2017年より値上げされ、3日券で62米ドルになっています(1日券で37米ドル、7日券で72米ドル)。
アンコール遺跡群へは大回りコースや小回りコースの有名ルートを、トゥクトゥクなどで観光するのがおすすめです。
ただ、炎天下の中を観光することになるので、シェムリアップでゆっくりする時間なども取り入れながら、無理をせずに日程をこなしましょう。
その後は、カンボジアの首都プノンペンを経由して、最後はベトナムのホーチミンから帰国します。
マレー鉄道で3カ国周遊するシンガポールINバンコクOUTの旅
<旅の訪問国・主な観光地>
シンガポール、マレーシア(ジョホールバル、クアラルンプール、ペナン島)、タイ(バンコク)
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) シンガポールIN(チャンギ国際空港)
- 2日目 マレー鉄道に乗車し、陸路で国境超えしながら、マレーシアのジョホールバルへ
- 3日目 マレー鉄道に再び乗車し、首都クアラルンプールへ
- 4日目 クアラルンプール観光
- 5日目 マレー鉄道でバタワースを経由して、ペナン島へ
- 6日目 ペナン島を観光
- 7日目 バタワースを経由して、マレー鉄道でバンコクへ(途中陸路の国境越えあり)
- 8日目 バンコクでゆっくり
- 9日目 バンコクOUT(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
<旅のポイント>
- 国際鉄道に乗って陸路で国境越えしながら車窓を楽しむ
- シンガポールIN、バンコクOUTのチケット(オープンジョー)を取得する
- マレー鉄道そのものを楽しむのほか、多民族国家マレーシアの3都市めぐりがメイン
- 宿泊地が固定されないので、ほぼ常にバックパックとともに行動することになる
<旅の難易度>
★★★☆☆
<コメント>
島国日本にはない、陸路で繋がっているからこそ存在する国際鉄道を使った旅です。
シンガポールIN、バンコクOUTの航空券(オープンジョー)を買うことになります。
多民族国家として知られるマレーシアの3都市(ジョホールバル、クアラルンプール、ペナン島)をめぐることになりますが、それぞれ固有の文化が目を惹き、楽しめます。
マレー鉄道に乗りながら段階的に北上することになるので、ほぼ常にバックパックと行動をともにすることになります。
LCCやバスを駆使してタイ北部・ラオスを満喫
<旅の訪問国・主な観光地>
タイ(バンコク、ノンカーイ、チェンマイ)、ラオス(ヴィエンチャン、ルアンパバーン)
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) バンコクIN(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
- 2日目 ドンムアン国際空港から空路で北部ノンカーイへ、その後、陸路で国境を越えてラオスに入国、ヴィエンチャンへ
- 3日目 ヴィエンチャン観光
- 4日目 バスでヴィエンチャンからルアンパバーンへ移動
- 5日目 ルアンパバーン観光
- 6日目 ルアンパバーンから空路でタイ北部チェンマイへ
- 7日目 チェンマイ観光
- 8日目 空路でチェンマイからバンコクへ移動、バンコクで買い物(チェンマイから鉄道でバンコクへ縦断してもよし)
- 9日目 バンコクOUT(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
<旅のポイント>
- LCCなどの飛行機を駆使してタイとラオスを観光する
- タイの北部の文化や世界遺産ルアンパバーンを含む隣国ラオスを満喫する
- 宿泊地が固定されないので、ほぼ常にバックパックとともに行動することになる
<旅の難易度>
★★★☆☆
<コメント>
LCCなどの空路を駆使することで、9日間ながら多くの観光地を訪問することが可能です。
旅のスケジュールを工夫すれば、もっと効率よく移動し、観光に時間を割くことできます。
例えば、初日(早朝)にバンコクに入り、そのまま空路で北部ノンカーイへ移動し、ヴィエンチャンに入ることも可能です。
逆に、チェンマイからバンコクへは、鉄道で移動するのもおすすめです。
空路に比べて時間はかかりますが、タイののどかな田園風景を車窓から眺めるのも最高です。
ミャンマーも気になる!バンコク~ヤンゴン
<旅の訪問国・主な観光地>
タイ(バンコク、アユタヤ)、ミャンマー(ヤンゴン)
<旅のモデルコース>
- 初日(1日目) バンコクIN(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
- 2日目 ドンムアン国際空港から空路で北部ノンカーイへ、その後、陸路で国境を越えてラオスに入国、ヴィエンチャンへ
- 3日目 ヴィエンチャン観光
- 4日目 バスでヴィエンチャンからルアンパバーンへ移動
- 5日目 ルアンパバーン観光
- 6日目 ルアンパバーンから空路でタイ北部チェンマイへ
- 7日目 チェンマイ観光
- 8日目 空路でチェンマイからバンコクへ移動、バンコクで買い物(チェンマイから鉄道でバンコクへ縦断してもよし)
- 9日目 バンコクOUT(スワンナプーム国際空港またはドンムアン国際空港)
<旅のポイント>
- LCCなどの飛行機を駆使してタイとラオスを観光する
- タイの北部の文化や世界遺産ルアンパバーンを含む隣国ラオスを満喫する
- 宿泊地が固定されないので、ほぼ常にバックパックとともに行動することになる
<旅の難易度>
★★★☆☆
<コメント>
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