こんにちは、元証券マンのソムタム(@somtam_aroimaak)です。
今回の「日経新聞など情報サービスが無料!?初心者におすすめネット証券を紹介!」では、かなり地味で控えめなネット証券
にあえてフォーカスしたいと思っています。
僕が丸6年勤務した証券会社を辞めて、まず口座開設したのが、このマルサントレードでした。
その理由は、日経新聞をはじめとした情報サービスが無料で使えてお得感が半端ないからです。
ネット証券を選ぶ基準やポイントは人それぞれですが、僕の基準は「投資情報サービスが充実しているか(無料で使えるか)」でした。
現在、実際には他にもいくつかネット証券の口座を持っていて、目的に応じて使い分けているのですが、マルサントレードは無料サービスがスグレモノなので、毎日ログインしてしまっています。
僕は毎朝の通勤電車の中でスマホをいじってるんですが、スマホゲームで遊んでいるのではなくて、マルサントレードで日経新聞を読んでいるんです。
ということで、今回の「日経新聞など情報サービスが無料!?初心者におすすめネット証券を紹介!」では、ネット証券初心者に向けて、マルサントレードにフォーカスしながら、おすすめポイントをまとめています。
また、初心者に限らず、経験者や他のネット証券を使っていても、マルサントレードの口座は開設しておくと良いですよ!
マルサントレードの公式サイト>>>>マルサントレード
1.日経新聞などの情報ツールが無料
マルサントレードは、他のネット証券に比べて、情報サービスの提供に積極的なネット証券だと思います。
その最大のポイントが、本来は有料のはずの「日経テレコン21」が無料で使えるところです。
日経テレコンの利用料を、マルサントレードの運営会社である丸三証券が全額負担してくれるからで、そのおかげで口座保有者は無料で利用できる仕組みになっています。
※正確には、「日経テレコン21」はものすごく多岐にわたる機能があるため、一部機能に絞って使うことができる「日経テレコン21(丸三証券版)」を無料で利用することができます。
日経テレコン21というのは、ざっくり言えば、日本経済新聞社が提供する日経新聞などが読めるサービスだとイメージしていただければ大丈夫です。
もう少し具体的に言えば、次にあげる日経4紙の当日、前日、前々日の3日分を読むことができるサービスです。
- 日経新聞の朝刊・夕刊、地方経済面
- 日経産業新聞
- 日経MJ(流通新聞)
- 日経プラスワン

すごい!
また、それだけではなく、
- 日経新聞社などが提供する速報ニュース(「日経平均が急反発!」「〇〇社が△△社を買収!」など)(一日約700本が配信)
を読むことができます。

すごい!!
さらに、
- 日経4紙の直近1年分の記事を検索して読む
ことが可能です。

すごすぎ!!
さらにさらに、
- 「企業検索」機能で、個別銘柄の決算情報や株主情報を確認できる
- モーニングスター提供の「株式新聞ニュース」を読むことができる
のです。

すごすぎです!!
日経4紙を3日分丸々読めるだけではなく、過去記事(1年分)や個別銘柄の検索機能があるなんて、スグレモノだと思いませんか?
「今は日経電子版だってあるじゃないか!」というツッコミもありそうですが、日経電子版の比ではありません。
日経新聞も含む日経4紙が対象ですし、これらすべて「無料」ですからね。
後でまとめますが、こうしたサービスを受けるに当たって直接の費用も、間接的な費用も一切かかりません。
口座開設料も口座維持管理料も取られないためで、口座を開設さえすれば、完全無料で利用できる超お得なサービスなのです。
参考までに、日経新聞などの定期購読料は、以下の通りです。
日経電子版 月額税込4,277円
https://www.nikkei.com/r123b/
(日本経済新聞(宅配)だと4,900円!)
日経産業新聞 月額税込 4,000円
日経MJ 月額税込 2,300円
年額にすると、日経新聞だけで年間5万円以上、日経3紙まとめて購読すると年間12万円以上もかかる計算です。
僕がなぜマルサントレードを愛用するのか、もうお分かりいただけたのではないかと思います。
2.定期的に開催される株式セミナーが嬉しい
マルサントレードでは、定期的に株式セミナーが開催されているのも、初心者向けのポイントの一つです。
月2〜3回程度開かれており、関東、北海道、中部、関西、九州の主要都市で対面のセミナーを開いているほか、インターネット配信のサテライトセミナーも定期的に開催しています。
事前申し込み制ですが、全て無料で参加が可能です。
主なセミナー内容は、
・株価指標の見方
https://www.03trade.com/study/seminar/
・チャートの基本
・チャート分析
・今後の相場見通し
・投資テーマと関連銘柄
などです。
断っておくと、投信などを販売をする場ではなく、口座保有者に株式などに関心を持ってもらうためのセミナーです。
先ほどの日経などの情報サービスの提供とまったく一緒で、顧客サービスの一環、顧客の囲い込みのためのユーザーフォローとして開催しているようです。
相場見通しほか、無料株式セミナー随時開催中!マルサントレード
3.口座開設料や口座維持管理料が一切かからない
「日経などの情報サービスや株式セミナーは分かったけど、どこかでお金がかかるんでしょ?」
という疑問に対しては、「まったくお金がかかりません」のでご安心ください。
マルサントレードは、口座開設にもお金はかからず、そして、口座を維持管理するための費用も一切かかりません!
あくまで、株式などの売買で手数料が発生するだけです(それもネット証券なのでかなりリーズナブル!)。
もっとも、口座開設料や口座維持管理料がかからない、株式の売買手数料だけというのは、マルサントレードだけのサービスと言うわけではなく、ネット証券ならだいたい同じ状況です。
ただ、日経新聞などが読めてしまう情報サービスが優秀過ぎて、口座維持管理料だけでも徴収したらいいのに?と思えてしまうところがあります。
しかし、マルサントレードでは、顧客サービスの一環、顧客の囲い込みなどとして、そうした無料サービスを提供してくれています。
4.口座開設後2ヶ月間、株式売買手数料が無料!
次に、マルサントレードの「証券口座」そのもののが持つメリットとはなんでしょうか?
先ほどの日経などの情報サービスは、証券口座を持っていることに対する言わば「付帯サービス」なのですが、証券口座それ自体のメリットはどこにあるのでしょうか?
その一つが、口座を開設してから2ヶ月間の株式売買手数料が無料になる、と言う太っ腹のサービスです。
株を始めたばかりの初心者にとって、いろいろな株を頻繁に売り買いしたくなるものですが、マルサントレードなら安心です。
何事も、習うより慣れろ!ですので、売買を繰り返して慣れる期間はどうしても必要ながら、下手をすると「利益よりも手数料の方が高くついた!」となりがちですよね。
その点、マルサントレードなら、売買手数料を気にすることなく、安心して株の売り買いをすることができます。
また、初心者に限らずとも、経験者や熟練者がこの期間を利用して大口の売買を行えば手数料の節約につながります。
3ヶ月後もリーズナブルな定率手数料で安心
ちなみに、3ヶ月以降はどうなのかといえば、手数料は跳ね上がるわけではなく、ネット証券としては普通にリーズナブルな手数料です。
手数料体系はかなり明確で、以下のようになっています。
・1日コースの手数料率
(1日の売買代金の合計額→売買手数料)
・30万円以下→264円(税込み)
・30万円超5,000万円以下→売買代金×0.088%(税込み)
・5,000万円超→44,000円(税込み)・銘柄コースの手数料率
https://www.03trade.com/fee/fee/
(同一日・同一銘柄・同一取引種類の売買代金の合計額→売買手数料)
・20万円以下→220円(税込み)
・20万円超500万円以下→売買代金×0.110%(税込み)
・500万円超→5,500円(税込み)
残念ながら、他の証券会社と比べてもそんなに大差はありません。
ネット証券の手数料競争はすでに一巡してしまっており、株式売買手数料はだいたいほぼ同じだからです。
1円でも2円でも手数料は安い方が確かに良いのですが、株の売り買いで下手するとあっという間に損失を出してしまう世界において、そうした数円、数十円はあまり大した世界ではありません。
むしろ、手数料だけでネット証券を選びにくくなっている今、むしろ投資情報のサービスといった付帯サービスで見比べた方が健全です。
まさにその点において、マルサントレードは、日経新聞などの情報サービスが無料で利用できることから、他のネット証券に比べてもおすすめできるのです。
5.運営母体が東証1部上場の老舗証券会社で安心!
最後にマルサントレードの運営母体の確認です。
創業間もないネット証券がたくさんあるほか、異業種からもたくさん参入が相次ぐネット証券業界にあって、マルサントレードは東証1部に上場する丸三証券が運営しており、抜群の安心感があります。
ネット証券、対面型の証券会社としては、マルサントレードも、丸三証券も、知名度は確かに低いものの、明治43年創業の知る人ぞ知る老舗証券会社です。
オリジナルキャラクターの「まるさん」をはじめ、かなり地味めの証券会社にはなりますが、そこは派手な経営をしてない安心感としてとらえておくのが良いと思います。
マルサントレードのデメリット
マルサントレードは、毎日ログインするほど、メリット尽くしだと個人的には思っていますが、あえてデメリットを挙げるとすれば次の通りです。
株式売買手数料は業界最低ではない
マルサントレードは、「株の売り買いに伴う手数料が業界最低水準か?」と言えば、そうではありません。
事実、マルサントレード自身もそういった宣伝はしていません。
ただ、先にも書いた通り、ネット証券の手数料競争はとうに一巡しており、そこまで手数料の格差はありません。
また、むしろいかに損をしないかの方が投資の世界でははるかに重要であり、数円や数十円の手数料にこだわり過ぎるのもいかがなものかと個人的には思います。
IPOはあまり期待できない
株式投資の世界では、「IPO投資」というジャンルがしっかりあるほど、新規株式公開株は一定の人気があります。
マルサントレードの運営母体である丸三証券は東証1部上場の企業とは言え、いわゆる中堅の証券会社です。
野村や大和といった大手証券会社に比べて、そうしたIPO株の割り当てが少ないです。
僕はIPO投資にあまり興味がないので全然問題がないのですが、もしIPOに関心があれば別のネット証券を当たるべきでしょう。
「IPO投資」に限らず、「端株投資」や「外国株」など、ジャンルや目的に応じて複数のネット証券を使い分けた方が良いです。
僕のネット証券の使い分けは、過去に「元証券マンが利用するおすすめネット証券(仮想通貨、FX)を紹介!」という記事でまとめましたので、ご覧いただければと思います。
ツールのUIはあまり洗練されていない
マルサントレードの「ツール」に着目すると、UIが洗練されている印象はあまりありません。
操作が複雑で使いづらいということでは決してなく、スタイリッシュではないということです。
ネット証券にスタイリッシュ感を求めるかどうかは人によりけりですが、その辺を重視するようなデイトレーダーだとマルサントレードは好みに合わないかもしれません。
マルサントレードをおすすめポイントまとめ
以上、「日経新聞など情報サービスが無料!?初心者におすすめネット証券を紹介!」について書きました。
具体的には、マルサントレードについてフォーカスしながら、「メリット」や「おすすめポイント」をいくつかまとめました。
マルサントレードは、
- 業界最低水準の株式売買手数料ではない
- IPOはあまり期待できない
- ツールのUIは洗練されていない
などのデメリットは確かにあるものの、
- 日経新聞などの情報サービスが無料
- 定期的に株式セミナーが開催されている
- 口座開設料や維持管理料などが一切なし
- 口座開設後2ヶ月間は売買手数料が無料
- 3ヶ月以降も手数料はリーズナブル
- 運営母体が東証1部上場の老舗証券で安心
などの十分なメリットがあります。
中でも、日経などの情報サービスが無料で利用できるのは、かなりのスグレモノです。
実際、マルサントレードの愛用者である僕は、毎日の通勤電車で日経新聞をチェックしているほか、企画書の作成などの場面で検索機能を使ってリサーチしています。
マルサントレードのそうした情報サービスは、属性や場面によって色んな使い方ができると思いますよ。
たとえばですが、
大学生
→レポートや卒論の執筆に向けた情報収集
就活生や転職活動中の社会人
→就活や転職に向けた業界・企業研究
企業勤めの社会人
→毎日の電車通勤で日経新聞をチェック
→商談やプレゼンに向けた企画資料作り
資格試験受験者
→試験勉強として、業界や企業の最新動向をチェック
などなど
マルサントレードは、口座開設料などは一切かかりません。
ですので、初心者も、経験者も、他のネット証券ユーザーも、ぜひ口座を持っておくことをおすすめします。
マルサントレードの資料請求はこちら>>>>マルサントレード
以上です。
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