こんにちは、ソムタム(@somtam_aioimaak)です。
今回の「【登山でスマホは絶対必要】おすすめのモバイルバッテリーを紹介!」を通じて、
- 登山にスマホは必要なの?
- 山にスマホを持ち込むメリットは?
- モバイルバッテリーは持っておくべき?
- おすすめのモバイルバッテリーは?
といった疑問に答えたいと思います。
かつて平地でも携帯やスマホが当たり前でない時代がありましたが、ご覧の通り、スマホは平地を席巻しています。
同じように、山の上でもスマホが当たり前ではなくなりつつありますが、あまり建設的でない不要論が根強く、まだ過渡期といった状況です。
安全・安心な登山のためにも、スマホは必要ですし、登山でスマホを使いこなすためにも、モバイルバッテリーは必要です。
それでは、「【登山でスマホは絶対必要】おすすめのモバイルバッテリーを紹介!」について、まとめていきます。
登山でスマホは必要か問題を考える
僕は登山でスマホは必要と思ってます。
理由は次の4点で、1gでも荷物を軽くしたいプロ登山家やセミプロ以外の一般登山家にとっては、登山にスマホはもはや必携です。
1.スマホのGPS機能を使った登山アプリの普及
スマホのGPS機能を使えば、山の上でも現在地が分かります。
ありがたいことに、最近ではGPSの精度が高まり、ほとんど誤差なく正確な探知が可能となりました。
そうしたGPSの精度アップと機を一にして、「山と高原地図」や「YAMAP」「ヤマレコMAP」「ジオグラフィカ」などのGPSを使った登山アプリが普及し始めています。
従来からの必要装備「地図とコンパス」に加えて、GPS登山アプリも準備しておくことが、遭難などの万が一に備えて大切です。
スマホが登山で必要な理由の一つです。
2.スマホは万が一の連絡手段
これまたありがたいことに、登山道でスマホがつながる場面が増えてきました。
怪我や遭難をするなど万が一の事態において、かつては人づてに山小屋や遭難救助隊へ連絡してもらい助けを呼んでましたが、スマホがあれば助けを呼ぶにも自己完結することできます。
登山は自己責任で行うものですので、万が一の時もスマホを使って自分で救助を求めるのは、とても重要なことです。
スマホが登山で必要なもう一つの理由です。
3.スマホは登山の行き帰りで必要
スマホはこうした登山の行動中に必要なだけでなく、行き帰りの電車や車などでも必要です。
スマホをお財布代わりに使うケースも増えてきており、そもそも登山にスマホを携行しないことはありません。
家に帰るまでが登山だとしたら、スマホが帰りの下界で使えない事態などは避けなければなりません。
4.スマホをカメラ代わりに使う
スマホのカメラ機能が高性能になったことで、デジタル一眼やミラーレスカメラなどのデジカメは登山に持って行かなくてもよくなりました。
スマホに高性能なカメラ機能があることで、デジカメの分だけ荷物が減ることになります。
例えば、登山界で今話題の最新のスマホ「iPhone 12 Pro Max」には望遠レンズが付いており、プロのカメラマンもうなる仕様になっているようです。
従来、山の写真を本格的に撮影しようとなると、デジカメに加えて何本ものレンズを持ち歩かなければなりませんでした。
しかし、こうした望遠レンズを搭載した高機能スマホが登場したことで、スマホがデジカメの代わりとなります。
デジカメ一つで、GPS機能も万が一の連絡手段もお財布機能もカメラ機能も付いてくるので、スマホかデジカメのどちらか一つを選ぶなら、当然スマホになります。
登山にモバイルバッテリーは必携
このようにPC並みに高性能化したスマホですが、GPS機能や万が一の連絡手段などとしてスマホを頼みにすればするほど、登山中にバッテリーが切れたら一大事となります。
また、登山中にバッテリーが辛うじて足りたとしても、帰りの車や電車の中でバッテリーが切れてしまえば、お財布機能が使えなくなってしまいます。
そこで、活躍するのが「モバイルバッテリー」で、登山にはスマホとともにモバイルバッテリーは必要装備として用意しておくべきです。
登山にモバイルバッテリーを持っていくメリット
登山でモバイルバッテリーを持つメリットを挙げておきます。
- スマホ(GPS機能)と登山アプリ、モバイルバッテリーの3点セットで、もしもの時も現在地を把握できる
- 万が一遭難したり怪我をして通報する時にも、モバイルバッテリーがあれば通報できる
- モバイルバッテリーがあれば、帰りの電車などでお財布機能が使えて安心
その他、モバイルバッテリーがあることで、登山がより楽しくなるメリットがあります。
- スマホのカメラを使って写真を撮りすぎても大丈夫
- 家族や友人に無事を伝えられる
- SNSやブログ、動画を見ることもできる(テン泊で夜中眠れない時など)
登山にモバイルバッテリーを持っていくデメリット
登山にモバイルバッテリーを持っていくメリットがある反面、確かにデメリットもあることは確かです。
- モバイルバッテリーの分だけ荷物は重たくなる
- モバイルバッテリーだけでなく、スマホと結ぶケーブルも持つ必要がある
- モバイルバッテリーを壊さない、濡らさない等、気を使う必要がある
こうしたデメリットは確かにありますが、メリットに比べては大した内容ではありません。
登山におすすめのモバイルバッテリー
登山においてモバイルバッテリーが命を守るための必需品であることを確認した上で、以下ではおすすめのモバイルバッテリーを紹介します。
日帰りか泊まり(山小屋泊、テント泊)によって持つべきモバイルバッテリーは異なってきます。
日帰り登山におすすめのモバイルバッテリー
日帰り登山におすすめのモバイルバッテリーが、こちらです。
「Anker PowerCore Fusion 5000」は、Anker社のモバイルバッテリーで、元Google出身の社員が立ち上げたモバイル企業が作っています。
iPhone8を1.9回充電可能な5,000mAhのバッテリー容量を持ちながら、価格は3,000円以下と大変リーズナブルで、おすすめです。
加えて、充電器としての役割を持っており、登山以外にも普段使いができる特徴も兼ね備えています。
- 日帰り登山に使えるバッテリー容量を持っている(iPhone8を1.9回充電可能な5,000mAh)
- 普段は充電器としても使用可能
- 価格は3,000円以下と大変リーズナブル
1~2泊ぐらいの登山におすすめのモバイルバッテリー
1~2日ぐらいの山小屋泊はテント泊の山行には、先ほどの2倍の容量10,000mAhを持つ「Anker PowerCore 10000」がおすすめです。
iPhoneXに約3回のフル充電できるバッテリー容量となっています。

僕も実際にこのバッテリーを携行して、涸沢・北穂高岳で2泊3日、木曽駒ヶ岳で1泊2日のテント泊登山をしています。
こちらは、充電器としての機能はなく、モバイルバッテリーとしての機能のみに特化した商品です。
3泊以上の登山におすすめのモバイルバッテリー
3泊以上の登山をするなら、20,000mAhのバッテリー容量を持つ「Anker PowerCore 20100」がおすすめです。
iPhoneXを5回以上、iPadなどのタブレットは2回以上もフル充電できるバッテリー容量となっており、パソコンも充電できてしまいます。
こちらも、充電器としての機能はなく、モバイルバッテリーとしての機能のみに特化した商品です。
登山で気をつけたいモバイルバッテリーあるある
モバイルバッテリーを山行に携帯する時に気を付けたいことをまとめます。
スマホとモバイルバッテリーを接続するケーブルを忘れる
これは極めて重要ですので、接続ケーブルを必ず持ちましょう。
スマホもモバイルバッテリーもそうですが、水濡れ防止のために「ジップロック」に入れるなど、工夫して持ち歩きましょう。
ジップロックは濡れては困る小物(着替えの下着なども)を入れるアイテムとして、非常に便利ですよね。
モバイルバッテリーの充電を忘れる
登山の準備に一杯一杯になってしまい、ついついモバイルバッテリーの充電を忘れてしまったり、中途半端な充電で終わってしまたりしがちです。
登山準備リストに加えるなどして、モバイルバッテリーの充電は忘れないようにしましょう(スマホの充電も!)。
登山の途中でモバイルバッテリーが充電切れになる
何らかの理由によって、モバイルバッテリーが登山の途中で充電切れになることもあり得ます。
山行の日程に応じて効率的にモバイルバッテリーを使いたいほか、他の荷物との相談ですが、より大きめのバッテリー容量のモバイルバッテリーを携行したいところです。
ちなみに、山小屋によっては、100円程度で充電させてくれるところがあります。
たとえば、北アルプスの上高地~涸沢の区間では、最終ゴールの涸沢ヒュッテで充電ができます(宿泊客は無料)。
途中の徳沢、横尾では充電サービスはありませんでした(もしかすると宿泊客向けには無料で提供されているのかもしれません)。
そうした充電ポイントで、モバイルバッテリーを充電させてもらいましょう。
他にもこんな場面でモバイルバッテリー
モバイルバッテリーは登山使いだけではなく、他にも以下の場面で使えるスグレモノです。
ぜひ日常でもモバイルバッテリーを持ち歩き、その恩恵を受けましょう。
長時間の外出にモバイルバッテリー
外出先で電源が見つからないケースはたくさんあります。
漫画喫茶やスタバなどに入れば電源にありつけますが、充電のためだけに余計なお金を使うのはもったいなかったりもします。
モバイルバッテリーがあれば、そうした心配は解消されます。
宿泊を伴うような旅行や出張にモバイルバッテリー
同じように宿泊を伴う旅行や出張などにもモバイルバッテリーを持っていきましょう。
宿泊地に到着すればもちろん電源はありますが、到着する前にスマホの電池がなくなるケースも大いにあり得ます。
モバイルバッテリーがあれば安心です。
ポケモンGOやドラクエウォークにもモバイルバッテリー
スマホを使ったゲームとしてポケモンGOやドラクエウォークが有名ですが、外にスマホを持ち歩いてこそゲームを進めることができます。
ただ夢中になって遊んでいると、ガンガン電池がなくなっていき、しまいには電池切れという事態になり得ます。
ポケモンGOやドラクエウォークで遊ぶ時にもモバイルバッテリーを持ち歩いていれば、充電を気にすることなく遊び続けることが可能です。
ここまでのまとめ
以上、「【登山でスマホは絶対必要】おすすめのモバイルバッテリーを紹介!」でした。
令和時代の登山では、スマホと登山アプリ、そしてモバイルバッテリーの3点セットは必需品です。
ぜひモバイルバッテリーを携行して安全に登山してください。
・日帰り登山ならこちら↓
・1~2泊ぐらいの登山ならこちら↓
・3泊以上の登山ならこちら↓
そして、望遠レンズを搭載した「iPhone 12 Pro Max」が登場したことで、登山における“望遠スマホ+モバイルバッテリー”の組み合わせが俄然注目です。
望遠レンズ搭載のiPhoneとモバイルバッテリーがあれば、登山において最高の景色を安全・快適・素敵に撮影することができそうです。
以上、ソムタム(@somtam_aioimaak)でした。
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